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4・7・10 スモークインジケータ(smoke indicator) ボイラの不完全燃焼の場合、煙の色又は濃度を光度の変化を利用して測定する装置である。 4・7・11 電気式喫水計 船首、船尾の喫水量を指示するとともに、平均喫水量や擁水量等を計測する装置である。これには静電容量を利用したもの、また、電気式の水圧を指示するもの等がある。 4・8 航法装置
次に述べる装置のうち※印のものは船舶設備規程の適用を要するもので詳細はこれを参照のこと。 4・8・1 磁気コンパス(magnetic compass)※ 地磁気の水平磁場を利用して、船の進路物標の方位を求める計器で、コンパスカートがついている洋室の下に磁石を入れた筒を左右に並べて取付け、これを軸針で支えている。そしてこの指示装置全体が、アルコールと蒸溜水の混合液中に入っていて、カードの連動をある程度制動して安定な指度が得られている。 4・8・2 ジャイロコンパス(gyro cmpass)※ 高速回転のこまをジャイロという。ジャイロの特性として?には回転面を空間に固定しようとすること、?には偶力をうければ、偶力の軸に直角に回ろうとする傾向があること、これらの2作用と地球自転とをうまく利用して、構成されたジャイロは、三軸自由の軸を有し、その軸が地球上の真子午線を示すようにしたもので、この真方位と船の針路を測定できるように構成した装置である。この親のジャイロコンパスをマスタコンパス、親から分岐した子のジャイロコンパスをジャイロレピータという。 4・8・3 オートパイロット(auto pilot)(船規:自動操だ装置)※ 自動的に船のかじを取る装置で、ジャイロコンパスの真方位の信号を得て、予め設定した船の針路に向って船のかじを自動的に取る装置で、外乱によって命令針路が乱されることはない。 また、磁気コンパスを利用したものもある。 4・8・4 回頭角速度計(turn rate indicator)※ 総トン数10万トン以上の大型船では、かじを取ったとき船の旋回が鈍く見定めがたいきらいがあるので、その一助として角速計を装備する。通常、自動操だ装置のオプションユニットとして、ジャイロコンパスの方位信号の動きを微分して信号を得ててきた計器である。 4・8・5 コースレコーダー(course recorder) ジャイロコンパスと連携して、船の針路を自動的に記録する装置である。 4・8・6航跡自画器 ログ(船の速力と航程を測る機械)からの航程信号とジャイロコンパスからの方位信号とを組合せて、航行する船の航路を自動的に、かつ、連続的に記録するX−Y記録装置である。
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